このページでは、試合開始直後の数プレーで確認したいポイントを解説しています。
ウイイレは単純に強い弱いの二語で語れるものではありません。
ドリブルが強いがパスは弱い、チャンスは作るがシュートはあまり入らないというように、相手には必ず得意なプレーやプレー選択の傾向といったものがあります。
それらを試合の序盤に把握しておくことで、その後の試合展開を効率的に進めることができるようになるでしょう。
確認事項【自分が相手に勝っている部分負けている部分】
まずは単純に自分と相手のプレイヤースキルの差、選手能力の差を測ります。
相手の得意な土俵からは逃げ、自分の勝てている土俵で勝負しましょう。
自CF対相手CBのヘディング勝負
試合開始後、数プレーのうちに一度でいいのでCFにロングボールを入れて相手と競らせてみます。
こちらのCFがいい感じにボールを落とせたのであればそれは最高の情報です。
以後の攻め手としてどんどんCFにハイボールを集めましょう。
逆にそこのヘディングで勝てていない場合はハイボールでのポストプレーやクロスは控えた方が良いです。
CFが空中戦で負けてしまうということは相手に絶好のカウンターチャンスを与えることになるので。
SHにドリブル突破させてみる
SHにボールをもたせたら一度ドリブル勝負させてみましょう。
これも相手を抜けたのであれば、その試合はドリブル勝負中心で進めます。
確認事項【相手のプレー傾向とクセ】
こちらと相手の戦力差を測る一方で、相手のプレーのクセも見ていきます。
これによって事故を防いで試合を安定させます。
SHへのプレッシャーの勢いを見る
相手の守備の特徴を掴むものさしの一つとなるのがSHへのプレス。
こちらがビルドアップでSBやCBからSHへボールを回した際の相手のプレスのかけ方を見ます。
相手がこちらのトラップの瞬間に間に合うような勢いでプレスに来る場合、SHには以後ダイレクトパスを選択させます。
SBやCHにダイレクトではたき、コンビネーションでサイドを崩していきます。
SHへの相手のプレスがそれほどの勢いでなかった場合はSHに前を向かせます。
SHには何タッチかスペースへのドリブルをさせ、その動きを起点に攻撃を組み立てていきます。
ビルドアップがサイド寄りか中央寄りか
相手の攻め筋を見ます。
具体的にはこちらのCFのプレスに対してどう対応してくるかを分析します。
こちらのCFは追い込みエリアが中央の場合もサイドの場合も相手ボールをサイドに流す目的の守備をします。

そのCFのプレスに対して、相手が素直にサイドへ流れていくのであればサイド攻撃主体。
FWラインを崩しにかかり強引に中央でのパス交換を始めるのであれば中央突破主体。
4-4-2のディフェンスは中央を崩されると一気に危険な状態になりますので、中央への勝負を仕掛けてくる相手の場合はFWかDHCHにディフェンシブをつけるなどの対応が必要になるかもしれません。
まとめ【試合序盤は4つの視点で相手を分析する】
こちらのCFと相手CBのヘディングの勝ち負け
こちらのドリブルが通用するか
SHへのプレス強度
中央のプレス網をかいくぐりにくるか
試合序盤に相手のプレー傾向や強さをある程度掴むことで、もしかすると勝てない試合を勝って終わることができるかもしれません。
んなもん面倒だ!という人はヘディング勝負だけでも確認しておくといいですよ。
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