発売日から遅れること1日。
無事にSteam版を購入しさっそくタイガーキメラ撃破までプレイしました。
巷では評価が分かれているこのリメイク版聖剣伝説は発売日の2月15日以降、賛否両論多くのツイートが発信されています。
自分もそれらのツイートを見てある程度先入観をもってプレイしました。その結果今感じていること、賛否に対する自分の意見を書き並べてみようと思います。
これからプレイを考えている方、既にプレイしていて感想を共有したい方に読んでもらえれば。
リメイク版オープニング感想

BGMは名曲「天使の恐れ」。
ピアノソロから始まり、途中からオーケストラ風のアレンジがなされていきます。
オリジナルの雰囲気を残しながらの良いアレンジだと思いました。
聖剣伝説2のオープニングは小学校三年生だった当時の感性でも一発で惹きつけられる魅力がありましたが、その神々しさはリメイク版でも健在でした。
聖剣伝説2のストーリーを忘れている。初心で楽しむ感覚

自分はこのリメイクを心から楽しめています。
その理由の一つが、「シナリオの大部分を忘れている」ということ。
何十週したかわからないGB版聖剣伝説、色々な主人公とクラスを試そうとやはり周回した聖剣伝説3に対し、自分は聖剣伝説2を何度も周回したりはしませんでした。
武器レベルを9にしようとマナの要塞を走り回ったりといったやりこみはしましたが、何度も1から冒険をスタートすることはありませんでした。
というのも、子どもの頃2だけは持っていなかったんですよ。友人から借りてプレイしていたんです。
というわけで、自分は聖剣伝説2の物語について、大筋は記憶しているものの、一つ一つのイベントの流れやキャラクター達の名前、名ゼリフなどは憶えていません。
そのことから、自分は初心に帰ったような気持ちでこのリメイク版聖剣伝説2を楽しんでいます。
グラフィックにはすぐ慣れた。美しい聖剣伝説2の世界

ゲームが始まると、そこにはランディとジャイアンスネ夫の姿が。
ジャイアンとスネ夫(名前忘れた)があまりにも雑な3Dグラフィックだったので最初は「このリメイク版のグラフィック、もしかして微妙なんじゃないか?」なんて思いましたが、すぐに慣れました。
大体彼らはモブキャラですから。重要キャラクター達はしっかりと描き込まれた3Dデザインになっています。
ランディを操作し聖剣を抜き、その辺のラビを斬って歩く。そしてマンティスアントを倒すころには、もう自分はこの新しいグラフィックの世界に入り込んでいました。
たしかにネットやツイッターの画像や動画で見ると、オリジナルと比べ違和感があるかもしれません。モンハンなど最高峰のゲームと比べるとチープさもあるかもしれません。
でも、実際にプレイしていればそういう感覚はすぐになくなります。
自分がコントローラーを通して歩いているのは間違いなく聖剣伝説2の世界。
自分は何の問題もなくゲーム内容に没頭できました。
表情豊かなキャラクター&フルボイス

子どもの頃にやったゲームなのでほとんどのキャラ達の性格は忘れてしまいましたが、ランディ、プリム、ポポイがどのような雰囲気だったのかはよく憶えています。
上の画像はポポイとの初対面のシーン。カメラがアップになり、表情豊かにポポイが喋りまくります。もちろんフルボイスで。
そうそう、ポポイはこういうキャラでした。子どもっぽくてワガママで。自分の思い出の中にあったポポイの雰囲気そのままの声と仕草のポポイがそこにはいました。
今回のフルボイス化、自分は賛成派です。
聖剣伝説2らしい戦闘は健在。リメイクされても仲間は弱かった

ザコ敵を100%で殴る
↓
ザコ敵ダウン
↓
倒れているザコ敵を100%で殴る
↓
ザコ敵ダウン
↓
倒れているザコ敵を(ry
聖剣伝説2名物のクソ戦闘です。何も変わっていません。
いいんですよ、聖剣伝説2に戦闘の奥深さは最初っから期待していません。
ザコ敵はハメ技で封殺し、ボス戦は魔法大技の大艦巨砲合戦。
リメイクFF4みたいに大幅に変わってても面白いかなぁなんて思ってましたが、ここまで潔くオリジナルの戦闘を再現してくれるのならこれでいいです。
そしてプリムとポポイの二人もSFC版と変わらずザコです。
3人で歩いてたと思ったら障害物に引っかかっていなくなり、死神になって帰ってくる。何も変わりません。
今回もポポイを仲間にしてさっそく妖魔の森に侵入したら、ポロンに射抜かれてポポイが速攻で死神化しました。
プリムもこのとおり。
ランディが一人で歩き、ところどころにある天使の聖杯売りさばき所(ニキータの店)で二人を復活させる。そして5分後にはまたランディ一人旅。
聖剣伝説2とはそういうゲームです。何も変わっていません。
悪評の多いリメイク聖剣2のBGM。自分の感想は「嫌いじゃない」

タイガーキメラ戦。またポポイが死神。もういいです。
さて、このシーンで流れているのはもちろんボス戦BGM「危機」。
発売日のツイッターを眺めていると結構批判が多かったんですよね、この曲のアレンジ。
自分もそういう先入観をもってこの曲を聴いてみましたが、別に悪くないですよこれ。
やっぱりプレイしてなんぼです。動画でゆっくり眺めるのと実際に戦闘しながら聴くのとでは感じ方が違います。
他の曲も同じ。ランディを操作しながら聴くことで初めて伝わってくるものがあると思いました。
まとめ「聖剣伝説2リメイク版の自分の評価は上々。楽しめています」
- グラフィックは慣れる
- BGMはこれはこれでいい
- 戦闘はオリジナルの感覚を踏襲
- キャラデザ&フルボイス大好き
オリジナルの感覚でプレイできる、でもところどころ新しい。
リメイクの感覚としては、なんとなくワイルドアームズ:Fを思い出しました。あんな感じです。
ひとまず自分はほとんど忘れてしまっているこの素敵なストーリーをじっくりと味わっていこうと思います。少ない小遣いから5,000円をぶっぱなしましたが、今のところ後悔はありません。
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