4-4-2でSHがボールを持った時の攻撃方法を解説します。
距離感を保ちながら2トップならではのダイナミックなサッカーを目指していきましょう。
4-4-2サイド攻撃ビルドアップ編
中央でボールを奪ったらサイドアタック開始
CBやDHがボールを奪ったらサイドアタックを開始します。
やることはSBとSHがタッチライン際に開くこと。
パスコース作り、そしてスペース作りのためです。リアルサッカーではこの動きは鉄則。
ウイイレの場合、攻撃志向をサイドにしておくとそういう動きになってくれます。
SBとSHの連携でボールを運ぶ。DHの介入もあり
まずは敵陣へボールを運びます。ポゼッションです。
基本的にはSBとSHでワンツー連携するなどして運ぶと良いです。
DHとのトライアングルを機能させるのもいいですね。
目標は敵陣内でSHが前を向くこと。
その状況が達成できればビルドアップ完了です。
4-4-2サイド攻撃崩し編
前を向いたSHが起点
崩しが始まるのはSHが敵陣でボールをもち前を向くことができた状態。
これを叶えるためにビルドアップをするんです。
意外と簡単でしょう。
SHの基本は相手ゴールへの斜めドリブル
SHのチャレンジプレーは相手ゴールに向かった斜め方向のドリブルが基本。
なぜサイド爆走じゃないのか。
それは相手DFに縦突破と横突破の2択を迫るためです。
縦方向のSHサイド攻撃はSBへのパスが有効
斜めドリブルから縦方向に攻める場合、オーバーラップするSBへのスルーパスが有効。
SBはそこから更に斜めドリブルするなりダイレクトでクロスを入れるなりすると良いでしょう。
横方向のSHサイド攻撃はカットインシュート
横方向、つまり相手ゴールと平行な方向に攻める場合、シュートを選択したいですね。
SHはシュートありきのポジションです。
シュートが撃てそうな場面であれば、積極的にミドルを打ち込んでいくべきです。
SHがシュートを打つべき理由
4-4-2のSHはできるだけシュートを撃ちます。
理由はSHからのシュートがあるという恐怖を相手に与えるためです。
「SHがシュートするかもしれない」
そう認識した相手プレイヤーは、SHに対するプレスを強めてきます。
すると、縦攻撃でのSB活用や、横攻撃でのCFへのパスといった味方への連携がやりやすくなるんですね。
そうなればSHの斜めドリブルから多彩な変化で相手をボロ雑巾にできます。
フェイントもガンガンひっかかりますよ。
4-4-2サイド攻撃の戦術設定
サイドか中央か
この方法で攻撃したい場合は、攻撃エリアをサイドにしておくと良いです。
SBとSHが外に開き、DHもサポートによってきてくれます。
ポゼッションかカウンターか
ポゼッションかカウンターかは好きな方でいいかと。
ポゼッションであればSBとSHの連携からビルドアップを、
カウンターであればCBやSBからSHに向かっていきなりスルーパスを、
といった感じでビルドアップしていきます。
要は敵陣でSHが前向いてボール持てればなんでも良いんです。
各コンセプトアレンジとの相性
コンセプトアレンジも好みで。
ワイドポジショニングはサイドチェンジがしやすくなる一方、守備が極端に脆くなります。フィニッシュでの敵陣人数も薄くなりますね。
クロスポジショニングはその逆。サイドチェンジが機能しなくなります。
逆サイのSHは完全にCFと化してクロスに飛び込む位置どりをするので。
両SB攻撃参加は結構相性良いです。
SBを積極的に参加させて攻撃重視の4-4-2をやりたい人はどうぞ。
SH斜めドリブルからの縦攻撃が抜群に捗ります。
ポゼッション志向向きですね。
サイドローテーションは4-4-2の機能性が狂うので自分は好きじゃないです。
4-4-2サイド攻撃はSHからの多彩な変化を楽しもう
まとめます。
- 敵陣でSHにボール持って前向かせる
- SHは斜め方向にドリブルしシュート狙いの崩し
- シュートからCFやSBへのパスに変化させる
SHを縦方向に走らせてクロスという人が多いと思うのですが、試しに斜め方向へのドリブルをやらせてみてください。
CFやSBとの連携が思いのほか向上しますよ。
4-4-2サイドアタックの醍醐味はドリブル一辺倒じゃない多彩なコンビネーション。せっかくゲームやるんですから、面白い攻撃を楽しみましょう。

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